さらなる躍動に〝ワンチーム〟で

朝山市長が職員らを前に、1年を振り返り、来年への期待と抱負を述べた奄美市の仕事納め式

 

奄美市など 官公庁で仕事納め

 

 奄美群島の官公庁や多くの民間企業は27日、「仕事納め」となった。奄美市役所では仕事納め式があり、朝山市長は名瀬総合支所の新庁舎への移転や奄振法延長に触れ、「我々にとって記憶に残る年」と令和最初の1年を振り返った。

 同市の仕事納めは名瀬総合支所であり、住用・笠利支所にも動画中継。式に先立ち勤続25年職員(対象19人)を表彰した。

 会場の会議室に集まった職員約200人を前に朝山市長は、職員の不祥事などにも触れ、「職員としてあるまじき行為。自戒の念を持ち、今年を終えなければならない。今一度各部・各課・各組織で振り返ってほしい」と強調した。

 また国体相撲競技の開催や、来夏に見込まれる世界自然遺産登録を踏まえ、「さらに躍動し、奄美の潜在能力がさらに発揮される環境が整う。〝ワンチーム〟の思いで頑張ることを誓う」と力を込めた。

 同市を含む群島内各官公庁の仕事始めは1月6日。