首都圏インターンシップと国際交流事業で活動発表も
公民館講座の成果を発表した受講生たち=19日、徳之島町
交流活動・講座学習成果で交流
【徳之島】2019年度徳之島町生涯学習推進大会および生涯学習フェア(町教育委員会主催)が19日、町生涯学習センターであった。社会教育功労者など表彰や町インターンシップ教育と中学生国際交流事業の両活動成果の発表、各種公民館講座受講生らの舞台発表と作品展示などで交流した。
福宏人教育長の開会あいさつなどに続き、功労者と町青少年育成町民会議絵画コンクール入賞児童らを表彰。今年度公民館講座(計29講座、子ども講座4除く)は465人が受講しうち302人(皆勤者88人)が修了。受講生を代表して中林みゆきさん(木工教室)に修了証書を授与してたたえた。
生涯学習推進大会では、昨年夏に首都圏の大手企業や官公署などでのインターンシップ教育事業に参加した中高生10人の代表と、22年ぶり復活させた町中学生国際交流事業で米国オレゴン州にホームステイ、オレゴン大学などで英語や異文化に触れた2人が発表。
松田千佳さん(井之川中3年)は国際交流体験に「自分自身に自信が持てた。文化や価値観の違いで、海外にもっと興味を持つことができた。初めて日本を離れて、日本は幸せな国だと思った」。嘉はなさん(東天城中同)も異国体験を通じ「米国が好きになり、日本の良さにも気づかされた」とも強調した。
学習成果の舞台発表は亀徳小三味線教室生らの「徳之島小唄」の演奏で開演し、舞踊やカラオケ、社交ダンス、コーラスなど20講座・教室の受講生らが出演。ロビーでは木工や郷土料理、絵画、写真など力作も展示して楽しませた。