4年連続で天城町に合宿入りしたHonda熊本硬式野球部一行=25日、同町総合運動公園野球場
渡辺新監督「験のいい場所から」
天城町などが特産品贈る
【徳之島】社会人野球の強豪、Honda熊本硬式野球部(渡辺正健監督)の選手・スタッフ一行35人が23日から4年連続天城町に合宿入り。町当局や地元関係団体は25日、練習拠点の同町総合運動公園野球場で歓迎セレモニーを開き、特産のタンカンやイノシシ肉、紅茶などを贈ってさらなる活躍を期待した。
Honda熊本(本拠地・熊本県菊池郡大津町)は、都市対抗野球大会に4年連続13回出場(2002年に準優勝1回)、社会人野球日本選手権大会に13回(88年準優勝1回)、JABA九州大会(13年に優勝1回)など出場を誇る九州トップクラスの実業団チーム。オリックスバッファローズの荒西祐大投手(18年ドラフト3位)などプロ選手11人を輩出している。
今春は岡野武志・前監督(在籍4年)の後任に就任した渡辺新監督のもとでの徳之島キャンプとなった。
歓迎セレモニーでは森田弘光町長が「九州を代表するチームの皆さんの活躍を私たち天城町民はこぞって応援したい。選手個々が最高の力とパフォーマンスの発揮を」と歓迎。町当局がタンカンとイノシシ肉、生産者代表が徳之島の茶(紅茶)を川嶋克弥主将(29)に手渡して激励。
渡辺新監督は「チームとしては4年連続の徳之島合宿。環境の大変素晴らしい所で1年の準備ができることがうれしい。4年連続で都市対抗代表がとれたことは非常に験(げん)のいい場所だと思う。この環境で準備をし、良い思いができるよう頑張ります」とお礼を述べた。滞在は来月8日まで。