大阪経済大陸上部が初合宿

走り込む大阪経済大学陸上競技部の選手たち

地区予選会3位目標に走力強化
宇検村

 大阪経済大学陸上競技部が、宇検村湯湾の村総合運動公園陸上競技場で合宿に入っている。初となる奄美合宿で、選手たちは、6月の全日本大学駅伝関西地区予選会3位以内の目標を掲げ練習に励んでいる。合宿は27日まで。

 同部の長距離ブロックに所属する選手たちは、全日本大学駅伝出場や関西学生駅伝優勝を目指して練習を積んでいる。今回の合宿は学生時代(早大)に箱根駅伝で区間賞を獲得したことのある竹澤健介ヘッドコーチが、奄美大島が温暖な気候で静かで練習に集中できる環境にあることから決定した。

 奄美入りしたのは選手22人とマネージャー4人、竹澤コーチを含む計27人。選手たちは多い時は一日当たり30㌔ほど走り込んで強化して、今シーズンの大会やレースに備えるという。

 3日目となる25日は朝練と朝食を終え、午前10時半ごろから競技場内で筋トレやストレッチの補強メニューをこなし、午後からは5㌔ほどのジョグ練習を反復。大阪桐蔭高校出身の須田真生=まさき=副主将(20)は、「初めての奄美大島だが、気候が良くて走りやすい。またロードはアップダウンもあり、走力が強化できる。朝練は湯湾岳公園までの往復コースで傾斜もありハードなものだが、奄美合宿で地力をつけ脚づくりして戻ってからの練習につなげたい」と話した。