東京龍郷会・新年会

出席者を前にあいさつする、中原啓雄会長

平田輝さんの熱唱に舞台に上がる出席者ら。左が萩原かおりさん

大野春義前会長からの質問に答える、大奄美関

多数参加し新年を喜ぶ
ゲストに大奄美関

 【東京】東京龍郷会(中原啓雄会長、中江政治幹事長)はこのほど、千代田区の日本教育会館・喜山倶楽部で「令和2年新年会」を開いた。会員約110人が集まり、盛況となった。参加者たちは、島口を交わしながら元気に新時代を迎えられたことを喜んでいた。ゲストとして大相撲の一月場所に十両で大奮闘した大奄美関も出席、多くの人たちと記念写真に納まっていた。

 郷土遥拝、萩原かおりさんの圧倒的なアカペラに先導され、全員での町民歌を斉唱して第1部がスタート。あいさつに立った中原会長は、「東京龍郷会は来年120年を迎えるが、先輩たちに負けないように知恵を出していきたい」と参加者に語り掛けた。

 続いて東京奄美会・大江修造会長が登壇。東京奄美会への協力に対する感謝を述べるとともに「10月25日には、有楽町のよみうりホールで芸能祭を開催する」と報告した。福山幸司さんの祝唄「長朝花節」などのあと、懇親会、芸能の第2部へ。女性部による踊りや、成瀬茉倫さんのシマ唄がステージを飾った。

 また、シンガーソングライター・平田輝さんは、自身が作詞作曲した「Go!Go!たつGo!」などを熱唱した。ほか役員一同による踊りも拍手を誘っていた。

 さらに、稽古の合間を縫って龍郷町出身の大奄美関が登場。大野春義前会長から「まずは三役入り。さらに上を目指してほしい」の激励に「皆さんの期待に応えるよう頑張ります」と、はにかみながらも力強く対応していた。抽選会で一層盛り上がった会場は、総踊り、大奄美関応援エールでフィナーレへ。再会を誓い合いながら、散会した。