「黄色いハンカチ」で応援

新型コロナウイルスの早期終息を願い「黄色いハンカチ」を作り掲示した瀬戸内町地女連メンバー

コロナ早期終息願い きゅら島交流館に掲示
瀬戸内町地女連

 「結の心で支え合い、知恵を絞り合い、コロナに負けない」―。瀬戸内町地域女性団体連絡協議会(川井黎子会長、会員約350人)は、新型コロナウイルスの早期終息を願い、古仁屋の「瀬戸内町きゅら島交流館」の外壁に応援の気持ちを込めた「黄色いハンカチ」約40枚を5月29日に掲げた。場所は町役場側の駐車場上の外壁。当分の間掲示する。

 同協議会は4月、ボランティアで布マスク約1900枚を作り、町内の80歳以上の高齢者、福祉施設、小中学校などへ寄贈した。このときに余った黄色い布について会員で「何に使おうか?」と話し合った結果、映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」(1977年公開、山田洋次監督、俳優の高倉健、倍賞千恵子さんなど出演)をイメージして「早く普通の生活に戻れたらいいね。コロナの早期終息を」との思いを込めた黄色いハンカチ作りを決めた。

 会員それぞれの思いを記した「黄色いハンカチ」を掲示。その中には「医療従事者の皆さま、本当にありがとうございます。皆さまの献身的なお仕事が町の未来を支えています?」「コロナ消滅!一日も早く元の生活に戻りますように」―など記している。

 鎌田愛人町長が「感謝」の言葉を記した黄色いハンカチも掲示されている。

 同館は新型コロナウイルスの影響で5月30日まで閉館措置となっていたが、6月1日から開館した。