サプライズの花火 校区民の心を彩る

外金久青壮年団による打ち上げ花火

奄美市笠利町 外金久青壮年団が実施
「悪疫退散」を祈願

奄美市笠利町外金久の外金久青壮年団(盛幸三郎団長)の有志約30人が7日夜、「悪疫退散祈願花火in赤木名」として花火を打ち上げた。地域を盛り上げ、元気づける目的。近隣住民らはソーシャルディスタンスを保ちながら、夜空に上がる打ち上げ花火を楽しんだ。

同集落では新型コロナウイルスの影響により、六月灯が中止。自粛ムードの中、「このままではお互いの絆が薄れてしまう」と危惧した青壮年団員らが花火を発案した。有志ら約30人が寄付を集め、㈱太洋花火の協力を得て実施にこぎつけた。

地域を元気づけるためのサプライズの趣向が強く、赤木名校区民のみに事前告知。新型コロナウイルス予防のため「密にならないように」と呼び掛けた。

盛団長は「これを機に島内の他の地域も元気になってほしい。起爆剤になってくれれば」と話した。車両整備などで活躍した青年団員は「今年は最初で最後になるかもしれない花火。七夕の夜に皆さんに楽しんでほしい」と目を輝かせた。

打ち上げ時刻の午後8時、集落の海岸などで近隣住民が見守る中、色とりどりの花火が発破音とともに打ち上げられた。住民らはソーシャルディスタンスを保ちながら「すごい!」「きれい!」と声を上げて花火を楽しんだ。

約6分間の打ち上げの最後は華やかな連発花火で締めくくられた。住民らからは「もう終わり?」と名残惜し気な声も上がったが、「最高」と満足の言葉とともに家路についていた。