新議員に当選証書

龍郷町議会議員選挙の当選証書付与式。トップ当選した平岡馨氏(左)に当選証書を手渡す重村洋一選管委員長

4町議選、無投票の宇検村も
「町と町民の懸け橋に」

 龍郷、和泊、知名、与論の4町議選から一夜明けた31日午前中、各町で当選証書付与式があり、各選管が当選した新議員に当選証書を手渡した。無投票だった宇検村でも新議員に当選証書が付与された。

 各町の当選者の内訳は、龍郷10人(現職6人、新人4人)、和泊12人(現職8人、元職1人、新人3人)、知名12人(現職7人、新人5人)、与論10人(現職7人、元職1人、新人2人)。無投票だった宇検は8人(現職5人、元職1人、新人2人)。

 龍郷町議会議員選挙の当選証書付与式は、町役場2階会議室で行われ、町選挙管理委員会委員、町幹部らが出席し、新議員の当選を祝福した。

 最初に町選管の重村洋一委員長から新議員10人一人ひとりに当選証書が手渡された。あいさつした重村委員長は「当選おめでとうございます。公職選挙法にのっとった違反のない明るい選挙だった。初めて女性議員が誕生し、男性、女性議員が共に活躍できる新しい時代の幕開けとして大変喜ばしいことだと感じている」「町議会の役割は、町の方針の推進や修正、また、議会活動を通じての町当局や住民への提案があると思う。町と町民の懸け橋としての位置付けもある。今後4年間、公約を忘れずに情熱を持って町発展に尽力してほしい」と期待した。

 竹田泰典町長は「今回の選挙においては、新型コロナウイルスの課題を抱え、これまでと違った選挙戦だったと思う。議員は、町執行部といろいろな議論を交わしながら町振興を図る役割がある。ある時には批判と監視の役割もある。町民の幸せのため、地域の〝悩み〟をどしどし取り上げ、論戦をし、町振興につなげてほしい。4年間の活躍に期待している」などと述べ、祝福した。

 式開始前、各議員は笑顔であいさつを交わし合っていた。