英検準一級に合格した小林さん(中央)と英語指導を担当する佐藤知子教諭(右)、ジェス教諭(左)
準一級に小林さん
学び深まると「視野広がった」
県立大島北高校(下髙原涼子校長、生徒138人)はこのほど、今年度第1回の実用英語技能検定(英検)の合格者計8人を発表した。同校は、外国語指導助手(ALT)のジェズイーナ・ジェイムス(通称ジェス)教諭と3人の英語科教諭が英語学習の指導にあたっている。放課後は希望者を募り、ジェス教諭によるリスニングの練習や単語テストを実施。高校入学後から英検に取り組みはじめたという小林真歩子さん(3年)は、今回準一級に見事合格した。
日本英語検定協会によると、英検準一級は大学中級程度の難易度。社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められる。入試優遇や単位認定、教員採用試験の優遇、海外留学など多方面で幅広く適用される資格だという。試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれている。
小林さんは「一度で合格すると思わなかったので驚いた。英語の学びが深まると、日頃目にする英語を理解することができ、視野が広がるところがおもしろい。将来は英語力を生かして奄美の文化を海外に伝えられたら」と目標を語った。
▽その他同校の英検合格者次の通り(敬称略)。
【2級】
榮珠美(3年)、中村優香(3年)、川上寛斎=かんさい=(2年)
【準2級】
赤塚達海=たつうみ=(3年)野竹ゆめみ(3年)、松田裕貴(3年)、最上太陽(3年)