TSC奄美が逆転V

【決勝・TSC奄美U14―朝日U14】後半、キーパーを交わし貴重な同点ゴールを押し込んだ

TSC奄美・柳⑪

 

優勝に輝きスーパーカップ出場権獲得を獲得したTSC奄美U14イレブン

 

2―1、スーパーカップ出場権獲得
市長杯中学サッカー

 

 2020年度奄美市長杯中学サッカー(市サッカー協会主催)は25日、奄美市名瀬の古見方グラウンドで決勝トーナメントを行った。決勝戦では、昨年と同一カードとなるTSC奄美U―14と朝日U―14が激突。1点ビハインドで迎えた後半、2本のゴールで逆転したTSC奄美が2―1で朝日を下し優勝に輝いた。TSC奄美は来年3月開催の奄美大島スーパーカップ出場権を獲得した。

 試合は、TSC奄美のオウンゴールで朝日が先制。前半は膠着=こうちゃくー状態が続き、両チーム決め手のないまま折り返した。迎えた後半は、ようやくエンジンの掛ったTSC奄美がボールを支配。パスをつないで中盤まで押し上げ、柳がキーパーを交わして押し込みまずは同点。直後、竹山も左サイドに上がった球を相手の隙を突いて冷静にキーパーの足元を抜き、これが決勝点となった。

 TSC奄美・祐名麗王主将は「新しいチームでチームとしてはまだまだだが、試合が進むたびにパスもつながりよくなった」と振り返り、来年のスーパーカップに向けては「まだ一人ひとりが技術を磨く時期。パスの精度なども上げながら、県で1位を目指せるチームにしていきたい」と話した。

 結果は次の通り。

 【決勝トーナメント】▽準決勝 TSC奄美U147(3―0、4―1)1金久、朝日U1410(4―0、6―0)0喜界▽3位決定戦 金久4(4―1、0―0)1喜界▽決勝戦 TSC奄美U142(0―1、2―0)1朝日U14

 ※順位 ①TSC奄美U14②朝日U14③金久④喜界