知名町セントラルスポーツ ユニフォーム贈る

贈呈されたユニフォームを着た沖永良部野球クラブのメンバーとセントラルスポーツの松元道芳代表(左から4番目)=知名町、沖永良部高校グラウンド=

島の野球少年のために
「島外大会で活躍しPRして」

 【沖永良部】知名町のスポーツショップ・セントラルスポーツ(松元道芳代表)が28日、沖永良部野球クラブ(冨岡真一郎代表)にユニフォーム20着を贈った。同社の松元代表(71)は「このユニフォームを着て島外の大会で活躍し、沖永良部島をPRして欲しい」と語った。

 チームを支援するために制作。ユニフォームには沖永良部島の形が描かれ、その中に島内4中学校と沖永良部高校の位置を示す星マークがデザインされている。

 沖永良部高校グラウンドで贈呈式があり、ユニフォームを受け取った沖永良部野球クラブの木下慎喜さん(知名中3年・15)は「うれしい。私たちのために大人が頑張ってくれているので感謝しかない」。池野航太さん(和泊中3年・15)は「島外の高校に進学するが、その前にみんなと同じユニフォームを着ることが出来た」と話した。

 冨岡代表(39)は「どの高校に行っても野球を続けてほしい。これからも島のスポーツ環境を改善していきたい」と語った。

 沖永良部野球クラブは、部活動を引退した島内の中学3年生が高校に入学するまでの活動支援を目的に設立。今年8月から毎週土曜日に硬式球を使った「野球塾」を開いている。沖永良部スポーツクラブELOVEが運営。