新庁舎の開庁を祝いテープカットする関係者ら(7日、知名町)
テープカット 「新しい歴史つくる」
【沖永良部】知名町で7日、新庁舎の開庁式があった。参加した職員や町議ら約160人の前でテープカットを行い、開庁を祝った。
新庁舎は鉄筋コンクリート3階建てで、同町文化ホールあしびの郷・ちなの北側に立地。延べ床面積は約2821平方㍍、工事費は本体工事や造成工事、取り付け道路工事費などを含め21億9749万円をかけた。
二酸化炭素の排出を抑えるため、自然の光と風を建物内に取り入れる構造になっているほか、屋上に設置された太陽光パネルで庁舎内の電気の一部を賄い、夜間は蓄電池にためた電気を使用する。
開庁式で今井力夫町長は「この庁舎で新しい知名町の歴史を職員や町民とともにつくっていきたい」とあいさつ。関係者5人でテープカットした。
真新しい庁舎を訪れた町民らは「素晴らしい庁舎ができたね」などと話しながら、庁舎内を見て回っていた。