奄美パーク23年度実績

23年度は11万4千人が来館した県奄美パーク

入館者数微減の11万4千人
LCC運休など影響

 奄美市笠利町の県奄美パーク(宮崎緑園長)はこのほど、2023年度の入館者実績をまとめ、公表した。奄美の郷と田中一村記念美術館を合わせた入館者数は前年度比0・8%減の11万4773人。コロナ禍の制限緩和を背景に前半は伸びたものの、後半はLCC(格安航空会社)便の運休・減便などが影響したとみられる。

 入館者数の内訳は、奄美の郷が7万1732人(前年度比3・0%減)、田中一村記念美術館が4万3041人(3・1%増)。過去最多は18年の13万6千人で、過去5番目の入館者数だった。

 入館者を月別でみると、3月が1万1699人と最も多く、次いで5月1万0983人、10月1万0802人。最も少なかったのは1月で7417人、12月7498人、8月7973人と続いた。

 23年度は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行するなど、前半は顕著に伸びた。名瀬港では大型クルーズ船の寄港も再開し、訪日外国人客などが増えたとみられる。

 一方、11月から3月にかけてはピーチの運休・減便が続くなど、11月以降は全ての月で前年度を下回った。コロナ禍に伴う休館はなく、臨時休館は8月の台風6号接近に伴う3日間のみだった。

 今年度は、9月19日から12月1日まで、東京都美術館で田中一村展が開かれる。各種イベントも月1~2回のペースで計画しているという。

 福迫光能次長兼総務課長は「今年度の4月はツアーもたくさん入り、稼働率も上がってきている。イベントを充実・工夫することで、地元の利用なども促していきたい」と話した。

 年次別の入館者の推移は、17年度11万8千人、18年度13万6千人、19年度12万9千人、20年度5万7千人、21年度6万9千人。23年度末現在の累計入館者数は、286万8279人となっている。