地域おこし協力隊の募集をPRする役場職員たち=和泊町役場=(提供写真)
和泊町、地域おこし協力隊
島の水産業の活性化へ
【沖永良部】和泊町は、島の水産業の活性化に取り組む地域おこし協力隊「シーフードプロデューサー」を1人募集している。同町ホームページや移住情報サイト「くらすわどまり」に、沖永良部の魅力とともに仕事の内容を紹介している。応募期間は3月31日まで。
同町によると、都市部に住む原則20~50歳未満が対象。水産加工品の開発や販路開拓を中心に、鮮度保持技術の確立、情報発信、えらぶ漁業集落の運営サポート、2年目以降は農林水産物加工品アドバイザー業務も担う。雇用期間は最長3年間。
移住情報サイト「くらすわどまり」には、沖永良部島を紹介する動画や漁協でのセリの様子を写真で公開しているほか、島の水産業が抱える課題を含めて協力隊募集に至った経緯を記している。
経済課の安田拓さんは「島の漁業の未来を開拓していく人を探している。島内外での需要を掘り起こし、島の恵みとウミンチュの想いを形にしてほしい」と話した。
問い合わせは、和泊町役場経済課水産担当まで。電話0997―84―3518。