「こどもまつり」初開催

エア遊具ではしゃぎ回る子どもたち

 

 

 

最高気温が27・9度まで上昇するも、笑顔があふれた(4日、奄美市名瀬マリンタウン地区)

 

 

 

エア遊具に歓声
マリンタウン地区

 

 大型連休後半2日目の4日、奄美市の名瀬港マリンタウン緑地公園前の空き地で「2024GWこどもまつりinマリンタウン」(同実行委員会主催)が初開催された。中央芝生エリアには、空気で膨らませたエア遊具が3基並び、子どもたちが歓声を上げてはしゃぎ回っていた。ジェラート、クレープ、鶏飯などの露店や小物を作るワークショップもあり、親子連れなどでにぎわった。

 連休後半を子どもたちに楽しんでもらおうと、奄美大島出店業組合などが中心となり企画。開場前から出店で食事を買い求める人や、エア遊具の整理券を求める親子連れが訪れた。

 フェイスペイントのコーナーで、次女の真拓(まひろ)ちゃん(1)を抱いたまま顔に赤いハートを描いてもらった大郷拓海(おおご・たくみ)さん(40)。「連休中もずっと仕事なので遊びに連れてきた。子どもたちがわくわくしている。よかった」と頬を緩めた。長女・海ちゃん(3)、妻・渚さん(38)も笑顔が絶えなかった。

 エア遊具に入り飛び跳ねていた奄美小2年の有田希貴(のぞみ)さん(7)は「友達と一緒に乗った。トランポリンみたいで楽しかった」と声を弾ませた。

 午後にはステージショーもあり、龍郷町の学童保育のメンバーで結成したドラゴンキッズ、奄美高校郷土芸能部などがステージに上がった。気温は27・9度まで上がり、子どもたちはかき氷やジェラートで体を冷やしながら楽しんでいた。

 同まつりは5日も行われる。午前10時~午後5時。