「あまみ地域づくり褒賞」

「あまみ地域づくり褒賞」の授賞式に出席した個人・団体

1個人、10団体を表彰 大島支庁

 県大島支庁はこのほど、2020年度「あまみ地域づくり褒賞」の受賞者を発表した。27日は支庁会議室で表彰伝達式があり、地域振興につながる活動を長年取り組んできた奄美群島内の1個人、10団体に表彰状を贈った。

 同褒賞制度は11年10月に創設。かごしま未来創造ビジョンに沿ったまちづくり、福祉や文化など地域産業に貢献する各離島の個人、団体を毎年表彰している。今年度は4島で受賞があった。

 伝達式では、受賞する個人と団体代表者らが出席し、賞状が手渡された。田中完支庁長は「これまでの活動と地域貢献に敬意を表したい。コロナ禍で厳しい情勢だが、奄美を元気にできる今後の取り組みに期待したい」と述べた。

 与論町のNPO法人ヨロンSCはスポーツを通じ、年間1万人以上が参加する地域コミュニティづくりなどで貢献。川畑充男理事長は「子どもからお年寄りまで参加できるイベントを企画し、地域を盛り上げていけたら」と話した。

 受賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽個人 保池久(宇検村久志)

 ▽団体 たつごう在宅家族の会(龍郷町瀬留)、中勝どぅくさ会(同町中勝)、秋名さねん花(同町秋名)、徳之島子ども劇場(徳之島町亀津)、徳之町生活研究グループ連絡協議会(同町山)、NPO法人UNiZONキノコにじいろクラブ(伊仙町伊仙)、徳之島ビジョン(同同)、モスク・クリエイション(同同)、和泊町連合青年団(和泊町和泊)、NPO法人ヨロンSC(与論町茶花)