俊寛ジョギング

１９１人が出場し勢いよくスタートする２㌔コースの走者たち

　喜界町陸上協会主催の第37回「俊寛ジョギング大会」が８日、同町湾メンハナ公園前の僧俊寛像をスタート地点にあった。島内の老若男女の２３０人が参加。選手らは、体力向上を図ったり島の自然を眺めたりと、思い思いのペースで心地よい汗を流した。

　大会は僧俊寛の遺徳を偲び、参加者の健康増進や島の自然アピールなども兼ねて実施。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったが、今年は検温などの対策を講じて実施した。

　レースは、２㌔（小学、一般）、５㌔（中学、一般）、10㌔（一般）の男女各３コース５部門で実施。喜界町体育館を終点に、最高齢の登山典壽さん（73）を含む２３０人がコースを駆けた。

　午前10時、号砲が響くと５㌔、10㌔走者らがまずはスタートし、５分後に２㌔走者も出発。選手らは友達とタイムを競ったり、親子で会話を楽しみながら走ったりと、さわやかにジョギングに親しんだ。

　各部門の優勝者は次の通り。
　【男子】〈２㌔〉▽小学生　佐久田琉喜８分４秒▽一般　辻崎大成７分10秒〈５㌔〉▽中学　住友晴成16分54秒▽一般　岩井大樹18分55秒〈10㌔〉▽一般　濵川輝太36分29秒

　【女子】〈２㌔〉▽小学　横山美星８分11秒▽一般　富田みやび８分26秒〈５㌔〉一般　豊原周子22分28秒〈10㌔〉▽一般　森永貴子47分７秒