春の交通安全運動出発式 沖永良部2町

ドライバーにスプレーギクを手渡して「気配り運転」を呼び掛ける参加者ら=和泊町=


商店街をパレードする参加者ら=知名町=

「事故を無くそう」

 【沖永良部】春の交通安全運動(6~15日)の出発式が6日、和泊、知名両町であった。参加者は、街頭でキャンペーン活動を行い、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。

 和泊町の出発式には関係機関から約60人が参加。沖永良部警察署の上井正一郎署長は「特に子どもや高齢者が被害に遭うことがないよう努めていく」と述べたほか、防犯の取り組みとして、春の子どもの安全見守り大作戦(6~19日)を実施するとした。

 大城小学校の新1年生6人が「道路では絶対に遊びません」「道路を渡る時は横断歩道を渡ります」と交通安全宣言した。

 街頭キャンペーンでは、参加者らがスプレーギクをドライバーに手渡して「気配り運転でお願いします」と声を掛けていた。

 知名町の出発式には約40人が参加。今井力夫町長は「町民の意識を高め、交通事故の無い社会を築きたい」とあいさつ。その後、市中パレードや街頭キャンペーンを行った。