徳之島3町夏祭りも中止へ

徳之島3町も夏祭り2年連続中止へ(資料写真・徳之島町どんどん祭りハレ―舟大会)

コロナ禍、2年連続で

【徳之島】徳之島町どんどん祭り企画委員会(会長・吉川清吾町商工会会長)が31日、町商工会会議室であった。収束兆しの見えない新型コロナウイルス感染症情勢から中止案で一致。徳之島3町もそろって夏祭りの2年連続中止が固まった。

花火大会のみについては、天城町は町制施行60周年記念式典(10月30日予定)の前後、徳之島町は世界自然遺産登録記念式典(11月13日予定)前後の各関連イベントとしての開催を模索中だ。

「徳之島町どんどん祭り」は、例年だと7月中旬~8月上旬にかけてサーフィン、ビーチバレー、グラウンドゴルフ、ゲートボール、ハレー舟(舟こぎ競争)、少年相撲、パレード、演芸、花火大会を開催している。企画委(約20人出席)では新型コロナの状況、経済状況(寄付集め)ともに厳しいため、全会一致で「中止」方向に同意。近く実行委側に書面決議を求める。

「あまぎ祭(まつり)」は、例年だと8月中旬にボートレースや少年相撲大会、グラウンドゴルフ大会、パレード、舞台芸能、花火大会などを開催しているが、こちらも2年連続中止を決定済み。花火のみの町制施行60周年記念イベント移行の是非は、今月下旬の実行委総会で最終決定される(町商工水産観光課)。

「伊仙町ほーらい祭り」は例年7月末ごろ同町面縄港を会場に多彩な舞台演芸、名物のレーザーショーと花火大会で楽しませている。こちらも新型コロナ感染症のまん延防止、住民の安心安全を最優先して2年連続中止を実行委(5月25日)で決定済みだ (町きゅらまち観光課)。