「わどまり一坪チャレンジ農園」

野菜の苗を植え付ける親子ら=和泊町=
 
環境にやさしい農業 家族らが野菜作り体験

 【沖永良部】和泊町環境保全型農業推進委員会(伊村達児会長)は5月29日、町内の畑で野菜作り体験会を開き、家族連れらが野菜の苗を植え付けた。

 同委員会では、環境にやさしい農業を目指そうと、「わどまり一坪農園モデル事業」を昨年度からスタート。農業を体験したい家族向けに「わどまり一坪チャレンジ農園」を準備し、除草剤や化学肥料をできるだけ使わずに野菜を育てる方法を教えている。

 この日は、応募のあった家族ら6組のうち、4組が参加。伊村会長の指導を受けながら、ピーマン、オクラ、ナス、トマトの苗を植え付けた。

 中渡瀬龍成さん(9)は「苗をたくさん植えた。水やりや草取りを頑張って丈夫に育てたい」と話した。

 伊村会長は「自然と向き合いながら、おいしい野菜を作ってほしい」と語った。

 植え付けた野菜は、1~2カ月後に収穫できる。