左から園芸振興会の速水部会長と北原会長、給食センターの宗事務長と城戸内栄養士=和泊町給食センター=
地元産サトイモ20㌔学校給食用に提供
JAあまみ和泊・和泊町園芸振興会
【沖永良部】和泊町園芸振興会とJAあまみ和泊事業本部は8日、地元産サトイモ20㌔㌘を同町給食センターへ提供した。園芸振興会の北原茂敏会長(53)は「島の農作物でジャガイモに次ぐ主力品目。たくさん食べて粘り強く育ってほしい」と語った。サトイモは、9日の学校給食で味噌汁にして振る舞われる。
食育の一環として提供。給食センターでは、地元で収穫されたジャガイモやニンジンなど季節に応じた野菜を給食用の食材に使っている。
この日は、北原会長と振興会サトイモ部会の速水裕史部会長(41)、JAの山田明彦営農販売課長(50)の3人が、給食センターの宗幸司事務長と城戸内麻子栄養士(22)にサトイモを手渡した。
速水部会長によると、今年は適度に雨が降り、品質が良いという。
城戸内栄養士は「島でサトイモを作っていることを知らない子ども達もいると思う。地場産のものに興味を持つきっかけになれば」と話した。