出産祝い金を贈呈した伊集院村長と、受け取った外内さん家族（提供写真）
夫婦で力を合わせ子育て
子どもたちの健やかな成長を願って大和村は９日、同村役場村長室で先月５月に誕生した新生児に出産祝い金を贈呈した。伊集院幼村長から祝い金を受け取った外内さん夫婦は「夫婦二人で力を合わせ子育て頑張ります」と子育てへの意欲を話した。
今回、出産祝い金の支給対象となったのは外内斗逢ちゃん（１か月）。津名久集落在住の父・健志郎さん（26）、母彩美さん（24）の第一子として５月６日に誕生した。
この日は、同村長室で伊集院村長が祝い金を直接手渡した。伊集院村長は、同村が取り組む０歳児保育など子育て支援を紹介。「出産おめでとう。安心して子育てが出来る環境整備を進める。子育て世帯の声を聞きながら、住みやすい村づくりに努める」など祝いの言葉を贈り、新たな命の誕生を喜んだ。
祝い金を受けた外内さんは「子どもの将来のために貯金したい」と感謝した。
なお出産祝い金贈呈は、同村の人口減少や出生率低下に対応する子育て支援の一環として２００４年から開始。第一子20万円、第二子30万円、第三子以降は50万円の出産祝い金を支給している。