奄美市少年少女合唱団、活動開始

発声練習をする合唱団員たち

 

異年齢と学校の枠超え交流へ
小中学生23人が参加

 

 奄美市少年少女合唱団の初回活動が26日、奄美文化センター音楽専用室で、笠利町から訪れた中学生2人を含む5人と奄美市内の小学生18人、合計23人が参加して行われた。

 同市教育委員会生涯学習課は、コロナ禍で活動日が延期となる中、「異年齢と学校の枠を超えた交流で親睦を図ることを趣旨に、ようやく活動が始まった」と語る。

 参加した小中学生は、市内小学校の教員や個人のピアノ教室の指導者などと一緒に誕生日あてっこ、「歓迎の歌」で自己紹介、発声練習後に「ドレミの歌」を歌い、最後に「となりのトトロ」の「さんぽ」と「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」などを楽しそうに歌っていた。

 参加した名瀬小5年生の川畑琉希くん(10)は「3年から始めたけど、昨年はコロナがあって発表することもできなかった。今年はいっぱい練習してみんなの前で発表できたらいいなあ」と話した。

 団員たちは、保護者含めてグループラインでつながり、コロナ禍での速報体制を作っている。今後は7月17日、8月7日、同28日、9月は毎週土曜日に行う予定。