アマービレ吹奏楽団定演

23人のメンバーが約1年半ぶりの公演に臨んだ「アマービレ吹奏楽団第32回定期演奏会」

1年半ぶりの公演開催
コロナ禍、練習重ねる 奄美オーケストラが賛助出演

 わきゃステージinパーク「アマービレ吹奏楽団第32回定期演奏会」(今田香絵団長)が25日、奄美市笠利町の県奄美パーク奄美の郷イベント広場で開かれた。メンバーのうち23人が出演し、約1年半ぶりの公演で6曲を披露した。公演の合間には、奄美オーケストラのメンバー6人が賛助出演し、弦楽器によるアンサンブル(合奏)で4曲を披露した。会場には音楽愛好家や家族連れらも来場、生演奏に聴き入っていた。

 アマービレ吹奏楽団は、奄美大島で社会人を中心に演奏活動している。一昨年の冬以来の公演で、今年に入り初の公演となった。定演の途中にあいさつした今田団長は「1年半ぶりの演奏会。コロナ禍、いつ演奏会が開けるか分からない中で練習を重ねてきた」と述べた。

 楽団メンバーは金管楽器、木管楽器、打楽器などを演奏。「タイムカプセル」を皮切りに、「ドラえもん」「ロマネスク」「エールマーチ」「君のひとみに恋してる」「嵐メドレー」を披露した。

 賛助出演した奄美オーケストラメンバー6人は、「踊り明かそう」「命の名前」「炎(ほむら)」「ひまわり」を披露した。