沖永良部マンゴー品評会

出品されたマンゴーの味を確かめる審査委員ら=知名町商工会館=

金賞、田中甫さん(和泊町)
19点審査

 【沖永良部】2021年度沖永良部マンゴー品評会(沖永良部果樹生産組合主催)が2日、知名町商工会館会議室であった。出品物19点を審査し、和泊町の田中甫さんが金賞に輝いた。

 沖永良部産マンゴーの生産振興と高品質果実生産による銘柄の確立を目的に毎年開催している。

 審査は、県沖永良部事務所農業普及課の田代一美課長ら4人が務めた。果皮の着色や玉揃い、糖度など5項目を採点し、金賞1点、銀賞2点、銅賞2点を選んだ。

 会場には、重さ381~624㌘、糖度11・1~16・2度のマンゴーが並んだ。審査委員らは出品物を手に取ったり、味見をしたりしながら点数を付けていった。

 審査委員長の田代課長は「金賞は全会一致で決まった。銀賞も非常に品質が高い。今後も消費者が安心して購入できる商品を作ってほしい」と講評した。

 金賞以外の受賞者は以下の通り。(敬称略)
【銀賞】伊井忠寛(知名町)、田中隆治(和泊町)
【銅賞】伊村達児(和泊町)、東孝一(同)