奄美大島青年会議所の２０２１年度夏季臨時総会=８日、徳之島町
創立60周年
「一味同心」で挑戦を
【徳之島】公益社団法人奄美大島青年会議所（ＪＣ、前平聖理事長）の２０２１年度夏季臨時総会が７日、徳之島町亀津のホテルであった。新型コロナウイルスで活動の制約を受けつつも取り組んだ活動事業を報告。次年度の第61代理事長に決まった小原常誉副理事（奄美市）ら役員予定者の紹介もあった。
同執行部や奄美・徳之島両委員会メンバー、来賓ら約30人が出席。前平理事長は、コロナ禍で各種会合がオンライン開催を余儀なくされるなどした昨年を振り返りつつ「世界自然遺産にも登録された今年、ＪＣ奄美大島は創立60周年。（コロナ禍で）活動が難しい時代だからこそ、変革や新しい価値観が必要。『一味同心』で心を一つに常に挑戦を続けると新しい可能性が」とアピール。
事業報告では、オンライン例会や北方領土返還要求運動、ちびっ子サッカー大会（２月・与論町）、わんぱく相撲大会および第１回女子同（６月・瀬戸内町）などの開催を報告した。
次年度理事長の小原副理事長（38）はあいさつで「今だ先の見通せないコロナ禍だが、私たち青年が元気に活動することが地域にも元気を与えると信じて今後も活動。世界自然遺産登録で新たなステージに立ったこの地を誇りにＪＣ活動ができることは幸せ」と協力を求めた。
ほか次期役員予定者は▽副理事長=徳田太一・吉田剛・沖道成さん▽専務理事=太勇太さんらを予定している。
引き続き懇親会で交流した。