奄美は6市町19人

新型コロナ 県内感染者192人 100人越え16日連続
徳洲会クラスター1人

 県は26日、新型コロナウイルスの感染者が新たに192人確認されたと発表した。1日の感染者が100人を超えるのは16日連続。奄美関連では奄美市の7人が最多で、瀬戸内町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町の6市町で計19人が感染。島別の感染者数は奄美大島と徳之島がそれぞれ9人、喜界島が1人。うち、徳之島町の徳之島徳洲会病院で発生したクラスター(感染者集団)の感染者は1人増え62人となった。

 奄美関連の新規感染者は▽奄美市7人(10代~60代男女)▽瀬戸内町2人(10歳未満と50代女性)▽喜界町1人(40代女性)▽徳之島町2人(50代と80代女性)▽天城町1人(70代男性)▽伊仙町6人(10歳未満~80代男女)。うち、天城町の1人は同病院のクラスター関連だった。

 奄美関連の感染者のうち、医療機関に入院しているのは4人で、2人が宿泊施設で療養、12人が自宅待機となっている。

 県確認の新規感染者86人のうち感染経路不明者は12人で、うち奄美関連は4人(奄美市2人、喜界町1人、徳之島町1人)の感染経路が分かっていない。

 奄美関連のほかに感染が確認されたのは、
鹿児島市105人、霧島市16人、鹿屋市9人、薩摩川内市8人、日置市7人。伊佐市と姶良市がそれぞれ6人、大崎町4人。指宿市、南さつま市、阿久根市、垂水市、南九州市、肝付町、さつま町、湧水町が各1人。

 感染者は県内22市町のほか、県外4人を合わせ計192人。累計の感染者数は計7545人。25日現在、395人(前日比2人減)が医療機関に入院、うち重症者は4人。宿泊施設の療養者は269人(同11人減)。自宅待機者は1356人(同140人増)となった。