「元気で長生きしんしょりよ」

竹田泰典町長(右)から「90歳以上の敬老祝い金」贈呈を受けた秋名集落在住の成海悦子さん
 
 
敬老祝い金を贈呈
コロナ対策でマスクも
龍郷町

 

 「ますます元気で長生きしんしょりよ」―。龍郷町は、3日から「敬老祝い金」贈呈を始めた。6日は90歳以上の町民を対象にして秋名集落を皮切りに荒波地区を巡回し、竹田泰典町長が敬老祝い金を対象者に贈呈した。併せて布マスク2枚と使い捨てマスク2枚の計4枚も贈った。保健福祉課によると、2021年度敬老祝い金支給対象者は、80歳以上738人(満100歳を迎えた町民2人には既に敬老祝い金を支給済み)。7日午前は手広集落から、同午後は浦集落から順次対象者宅を回り、贈呈を計画。

 保健福祉課担当者によると、対象者の内訳と敬老祝い金支給額は▽80~84歳280人(支給額1人5千円)▽85~89歳226人(同1万円)▽90~94歳158人(同1万5千円)▽95~99歳60人(同2万円)▽100歳以上12人(同10万円)。

 町内の最高齢は104歳。満100歳を迎えた町民2人を合わせた100歳以上は14人いる。

 同日午前、最初に敬老祝い金贈呈を受けたのは、秋名集落在住の成海悦子さん(93)で、竹田町長から敬老祝い金等を受け取り、時折笑顔も見せていた。

 3日午後には、福祉施設に入所している対象者の施設を巡回し、代表者に贈呈した。

 新型コロナウイルス感染症対策として布マスク、使い捨てマスクを1人当たり計4枚配布した。

 なお、80歳以上90歳未満対象者への敬老祝い金贈呈は、8日以降に各集落区長、民生委員、役場職員が行う計画。