豊田が準優勝

第45回西日本学生相撲個人体重別選手権100㌔未満級で準優勝した豊田(提供写真)

 

 

東日本で活躍、全国に出場する右から伊波、里、松元の3選手(提供写真)

 

奄美勢4選手全国へ
学生相撲個人体重別選手権西日本・東日本

 

 学生相撲個人体重別選手権西日本・東日本大会(西日本学生相撲連盟など主催)が5日、大阪府堺市の大浜公園相撲場と東京都の靖国神社相撲場であった。奄美勢は西日本の100㌔未満級で徳之島町亀津中卒の豊田倫太朗(九州情報大2年)が準優勝した。

 東日本は100㌔未満級で松元亜斗夢(赤木名中卒・日本大3年)、135㌔未満級で里海斗(同・同1年)が3位に入り、無差別級の伊波興輝(住用中卒・同3年)はベスト8に進出。豊田、松元、里、伊波の4選手は19日に靖国神社相撲場である全国学生相撲個人体重別選手権大会の出場権を得た。

 準優勝した豊田は「決勝の相手は背が高く、組んでしまってつり出されてしまった。去年優勝して1回戦に勝ち心に余裕が出てしまった」と試合を振り返り、「自分の相撲結果の報告をすると元気になった祖母が先月21日に他界した。全国で優勝して天国にいる大好きだった祖母に報告したい」と意気込みを語った。

 豊田は亀津中学校を卒業後、樟南高校を経て昨年度同大に入学。85㌔未満級で初出場・初優勝した。

 東日本100㌔未満級で3位の松元は「優勝した日大の後輩に負けてすごく悔しい。普段の練習で負けたことはなかった。緊張からプレッシャーがあった」と悔しさを語り、「全国大会で優勝出来るように頑張る」と意気込んだ。