県内初、与論町男性が再陽性
新型コロナ 県内56人、1人死亡
県は7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに56人確認したと発表した。奄美関係は奄美市11人、徳之島町1人、与論町1人の3市町13人の新たな感染を確認。クラスター(感染者集団)関連は奄美中央病院6人、徳之島徳洲会病院1人で累計はそれぞれ74人、75人になった。なおこの日に感染が判明した与論町90代以上男性は再陽性で、県内での確認は初めて。
奄美関連の新規感染者は、奄美市は20代~90歳以上の男女11人、徳之島町は30代女性1人、与論町は90代以上男性1人。奄美市の20代女性と50代男性、与論町90代以上男性の計3人の感染経路がわかっていない。
奄美市30代男性1人の症状がわかっておらず、12人は発熱や倦怠感などの症状を訴えている。濃厚接触者は計15人で、4人が調査中。5人が医療機関に入院し、2人が宿泊施設に入所、5人が自宅待機になっている。
また県は、新たに患者1人が亡くなったと発表。死亡者の累計は53人になった。
この日は、鹿児島市21人、曽於市と姶良市各4人、鹿屋市と霧島市各3人、出水市2人などの新規感染者を確認した。
県内の累計患者数は8598人で、6日現在319人が医療機関に入院しており、うち6人が重症で65人が中等症。宿泊施設の入所者は254人で、167人が自宅待機となっている。