奄美関連は3市町12人

新型コロナ 県内50人感染、1人死亡

 県は9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに50人確認したと発表した。奄美関係は奄美市10人、瀬戸内町と龍郷町各1人の3市町12人の新たな感染を確認。クラスター(感染者集団)関連は奄美中央病院3人で、累計は79人になった。

 奄美関連は、奄美市は20代~80代男女10人、瀬戸内町は30代女性、龍郷町は50代女性が新たに感染。奄美市の20代と40代女性、80代男性の3人が奄美中央病院のクラスター関連。瀬戸内町30代女性1人の感染経路がわかっていない。

 12人のうち2人に症状はなく、10人が発熱や倦怠感などの症状を訴えている。濃厚接触者は13人で、感染者1人の接触者については調査中。3人が医療機関に入院し、1人が宿泊施設に入所、8人が自宅に待機している。

 また県は、新たに90歳以上男性1人が亡くなったと発表。死亡者の累計は56人になった。

 この日は、鹿児島市27人、姶良市3人、霧島市2人、出水市、薩摩川内市、日置市、曽於市、南九州市でそれぞれ1人などの新規感染者を確認した。

 県内の累計患者数は8701人で、8日現在306人が医療機関に入院しており、うち5人が重症で84人が中等症。宿泊施設の入所者は222人で、111人が自宅待機となっている。