小学生がヒラアジ28㌔釣り上げる

28㌔のヒラアジに笑顔の濱田くん

 

濱田祐司くん、長浜桟橋で

 

 「『うわぁ、でけー!』」奄美市名瀬在住の濱田祐司くん(小宿小6年)が19日、同市名瀬の長浜桟橋で134㌢、28㌔のヒラアジを釣り上げた。

 この日は午後3時ごろから、日課になっている釣りに母親と弟の3人で長浜桟橋に出かけた。釣りを始めて早々、ヒラアジがいるのを濱田くんは見つけた。近くの釣り人から生エサのダツを分けてもらい、竿を投げたらすぐ食いついてきたという。

 濱田くんは「ヒラアジは沖にすごい勢いで走り出し、その後潜った」と興奮気味に話し、近くにいた4、5人の大人たちに支えてもらい、15分ぐらい格闘の末、釣り上げたヒラアジを見て驚いたという。周りの釣り人たちも、「小学生がこんなでかいの釣ったの見たことない」と大絶賛。

 濱田くんは今年の1月ごろ友人に誘われ釣りを始めた。今では毎日授業後、母親と弟と釣りに出かける。

 濱田くんは「ヒラアジが大きくてびっくりして緊張した。今までカスミアジなど最高でも30㌢ぐらいだった。これからはもっと大きい魚を釣りたい」と自慢げに話した。

 ヒラアジはすぐ魚拓を取り、その後解体され、刺身やソテー、スープにして家族で食べ、残った分は近所に分けたという。

【仕掛け】竿=タマン竿。道糸=PE8号。ハリス=ナイロン40号。釣針=泳がせ釣りの24号。釣餌=生エサのダツ