「ステイホーム応援ごみ袋」好評

「―されどごみ袋」で重宝がられている「ステイホーム応援ごみ袋」(天城町)

されどごみ袋… 天城町コロナ対策 全世帯に配布中

【徳之島】「コロナに負けず、がんばろう」―。天城町は、新たな新型コロナウイルス感染症対策として町内全世帯(3069世帯)に「ステイホーム応援ごみ袋」を配布中だ。「されどごみ袋…。日常の家庭生活に密着している」と特に女性陣に好評のようだ。

 同町当局(くらしと税務課)によると、新型コロナ感染予防の外出自粛協力などに伴って一般家庭ごみが増加。そのため国の地方創生臨時交付金を活用して「家庭ごみの排出費用の軽減を図ろう」と生活支援に着眼した。

 配布対象は、徳之島愛ランド広域連合が製造販売する可燃ごみ用「ごみ袋大(40㍑)10袋ロール」(小売価格500円)を各世帯に1本ずつ。今月上旬の町区長会を経由して各集落それぞれ配布および配布中という。

 同町瀬滝区長の院田吉雄さんは(70)は「瀬滝集落は小組合長も女性が多い。日常の家庭生活に密着していてこれはいいと好評」。また「ステイホーム応援ごみ袋として趣旨のメッセージも添付され分かりやすい」。さりげない細やかな配慮が「~されどごみ袋」として好感されているようだ。

 同町は2021年度新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金事業ではほか、役場庁舎の3密回避交流スペース「ふれあいデッキプラザ整備」をはじめ、「地元に泊まろう町泊!同町プレミアム宿泊券」や「町商工業応援商品券」の発行販売など計17事業(約1億8358万円)を計画し推進中だ。