全日本インカレ400㍍Hで6位に入った田中(提供写真)
400㍍H、入賞果たす
第90回日本学生陸上競技対校戦(全日本インカレ)は18、19の両日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、奄美市出身で早稲田大学2年の田中天智龍(朝日中卒)が400㍍H、50秒49のタイムで6位入賞した。
田中は「大会前から調子は良かった。自己ベスト(50秒97)は出せる、決勝出場を目標にして練習してきた」と話し、「雨が降りコンディションは悪かったが、大学対校戦なのでベスト8に入り、自分自身の成長を感じた」と振り返った。
田中は朝日中卒、鹿児島南高を経て、早稲田大学に進学。小・中学時代は野球少年。持ち前の身体能力で陸上競技にも出場していた。津村陸上クラブで半年間基礎を学び、高校から本格的に陸上を始め、ハードルにのめり込んだ。
今後について田中は「鹿児島県記録(50秒37)を通過点とし、49秒台を出し、ユニバーシアード出場、鹿児島国体優勝を目指す」。「奄美、鹿児島からたくさんの応援を受けうれしい。これからも頑張っていく」と抱負を語った。