かかしコンテスト最優秀賞の中田大翔くん(左)。2位の上村千和子さん(右)と3位の藤原碧月さん(中央)
最優秀賞は「らがーな」
ユニークな12体出品
宇検村の名柄小中学校(迫田尚久校長、児童生徒10人)で26日、名柄校区活性化対策委員会(藤原博徳会長)主催の「第1回かかしコンテスト」が開催された。最優秀賞は中田大翔くん(小1)作の「らがーな」が選ばれた。
同コンテストは、学校校門に立っている交通安全の旗を掲げたかかし(迫田校長作)を見た集落住民と、同対策委員会の藤原会長が地域活性化対策に生かせないかと、同校に持ちかけたもの。校区86世帯(名柄集落70戸、佐念集落16戸)から、ケンムンや研なおこナースなど12体のユニークなかかしが出品された。
当日午前中は同校の運動会が開かれており、運動会に参加した児童生徒や地域住民は、校庭に提示された個性豊かなかかしを楽しそうに眺める場面も。審査方法は運動会の全ての参加者(児童生徒、保護者、地域住民、学校職員)に当日投票してもらい、運動会の閉会式後に審査結果が発表された。
最優秀賞に選ばれた中田くんの「らがーな」はケンムンをモチーフにしたかかしで「ケンムンの名前を思いつき“らがーな”のかかしになった。放課後や家でお兄ちゃん、おじいちゃんと一緒に作った」と喜んだ。
黒木彰仁教頭は「コロナ禍で家にいる時間を有効に使ってもらいたかった。今回初めての試みだったが、今日の様子を顧みると同時に今後のコロナの状況を判断して、次回以降の開催も検討したい」と話した。
審査結果は次の通り。(敬称略)
①「らがーな」中田大翔(小2)
②「子連れ狼」上村千和子(75)
③「女子テニス」藤原碧月(小1)