電子雑誌『旅色』で龍郷町を特集

龍郷町特集も掲載している電子雑誌『月刊旅色』10月号の表紙(提供写真)

芦徳地区での撮影場面。町がサイクルプロジェクトで使用しているe―バイクに乗り、海岸線を走る山田杏奈さん

8月中旬に撮影 若手女優・山田杏奈さん出演

電子雑誌『月刊旅色』2021年10月号(9月27日公開)で龍郷町を特集している。『旅色』によると、同社は「日本のどこかであの女優が旅をしている」をコンセプトに、大人の女性に上質な旅を提案する電子雑誌。今回は若手女優・山田杏奈さん(20)が来島、出演し、8月19、20日に町内の大島紬村、奄美自然観察の森、安木屋場集落~円集落、町田酒造などで撮影した。動画も作成した。

表紙のタイトルは「神秘の島へ 奄美大島・龍郷町をあるく」。

『旅色』概要では、「2007年に創刊して以来、電子版のみの無料旅行雑誌として発行を続け、読者数は月間320万人超。映画やドラマで活躍する有名女優がナビケーターとなり、女性ならではの感性を生かした日本全国の旅を案内している。電子雑誌は、ダウンロードすることなく、さまざまな端末で閲覧可能。日本全国の市や町などを特集した『旅色特別号』も多数発行中」とPR。

龍郷町企画観光課によると、世界自然遺産PR、町の全国的な知名度向上、「ふるさと納税」PR、アフターコロナの旅行先としてのPRを目的に、『旅色』とタイアップした。女優が町内を旅しながら観光・特産品などの魅力を紹介する電子雑誌・動画を作成し、インターネットの利便性を活用した全国的なPRを実施。町役場のホームページでも掲載予定。さらに電子雑誌を「紙の冊子」とし、東京都有楽町の鹿児島県アンテナショップ「かごしま遊楽館」、龍郷町役場、りゅうがく館、島育ち産業館、奄美市名瀬の「AiAiひろば」などに2万部配布予定(11月計画)。

龍郷町を特集した旅色10月号では、山田さんが訪れ、体験した(1)大島紬村(泥染め体験)(2)大島紬の着付け体験(3)「La Fonte」(ジェラートを味わう)(4)芦徳地区の倉崎海岸散策、e―バイクでサイクリング体験)(5)安木屋場集落~円集落で夕日見学(6)奄美自然観察の森(ガイド案内で植物や野鳥観察、展望台からの眺め楽しむ)(7)番屋(海鮮丼を味わう)(8)町田酒造(お土産探し)(9)倉崎海岸でシュノーケリングに初挑戦)―を順番に紹介している。

8月中旬の撮影の合間に「エフエムたつごう」のインタビューで龍郷町の感想を聞かれた山田さんは「奄美大島に来たのは初めて。海の色が本当にすごい。シュノーケリングを体験し、すぐ近くでサンゴが見れた。まるで映画で観る水中の世界を見ているようだった。人がすごくすてきだと思った」などと話していた。

報道発表資料の見出しは「山田杏奈さんが世界自然遺産に登録された奄美大島の龍郷町でシュノーケリングに初挑戦!」。