観光スポットが真っ黒に

大量の軽石が漂着している大金久海岸=15日、与論町=

大金久海岸にも軽石漂着 与論町

【沖永良部】与論町の観光スポット「大金久海岸」に14日から15日にかけて、大量の軽石が流れ着いている。白い砂浜が軽石で覆われ、真っ黒になっている。

軽石は、8月に噴火した小笠原諸島の海底火山から漂着したものと考えられる。小石程度から10センチを超す大きさの軽石が漂着している。

同海岸でグラスボートを運営する事業所は、15日朝に海岸を確認後、安全面を考慮してボートの発着場を変更した。

海岸の様子を見に来た30代男性は「喜界島に漂着しているのを知っていたので、いつかは来るだろうと思っていたが、こんなに多いとは思わなかった」と驚いていた。