本場大島紬のマスクと黒糖焼酎の消毒液特別販売

大島紬のマスクを着けた薩摩剣士隼人と、同窓会企画スタッフ

喜禎浩之さんが黒糖焼酎から作った消毒液(奄美セットの付属品)

鶴丸同窓生へ

【東京】鹿児島県立鶴丸高校(鹿児島市薬師2-1-1)の同窓生へ、本場奄美大島紬の生地で出来たマスクと、黒糖焼酎から作られた消毒用アルコール(付属品)が特別販売されている。オンラインショップに登場した「奄美セット」だ。東京在住の卒業生は、それでコロナ禍を乗り越え、友との再会を願っている。

同校同窓会記念品となったのは、「奄美の世界自然遺産登録記念セット」。マスクは本場奄美大島紬の反物を購入し、現地で作ったもの。
生地には、今年の同窓会のロゴが、おしゃれにあしらわれている。消毒用アルコールは、42回生で喜界島・朝日酒造の杜氏である喜禎浩之さんが、黒糖焼酎から作ったもの。「感染者を出さない」との思いを込めて、今年度の同窓会テーマである「愛」の文字を書き入れている。

今年度は、卒業30年組が幹事。東京鶴丸会幹事(鹿児島同窓会企画班)として、8月に55回目の「東京同窓会」をオンラインで無事終えた内村眞希子さんは「アガペー(愛)でコロナを乗り切り、またお会いしましょう。奄美セットは、お買い得ですよ」と話している。友と再会した際は、マスクを外し懇親会では、黒糖焼酎を酌み交わすことを望んでいるようだ。

セットは特別価格2000円(税込み)で、オンラインショップで購入できる。

「鹿児島鶴丸同窓会」は、11月6日に配信のみで開催される。