和泊町の園児に絵本贈る

JACが制作した絵本「ホップ・ステップ・JAC!」

JACと山田海陸航空
「興味持つきっかけに」

 【沖永良部】日本エアコミューター(JAC)と和泊町の山田海陸航空(株)の職員らが25日、同町の和泊幼稚園を訪れ、離島の魅力を伝えるためにJACが制作した絵本「ホップ・ステップ・JAC!」2冊を園児に贈呈した。

 両社による社会貢献活動の一環。贈呈式の前に、町内の清掃活動も行った。

 絵本は、夢の中で主人公の子ども達が、JACが就航する種子島、屋久島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の7島を飛行機で旅する内容。JACイメージキャラクター「ルリー」が案内役となり、各島の観光名所や特産品を紹介している。今年3月に刊行され、機内などで読める。

 幼稚園を訪れたJACの職員らは、映像でパイロットや整備士など飛行機に関わる職業を紹介したほか、紙ヒコーキ飛ばしや絵本の読み聞かせをして子ども達と楽しんだ。

 事前に町内のこども園にも絵本を贈った。

 JACの職員と贈呈式に参加した山田海陸航空(株)の山田朗人常務取締役は「各島の魅力がわかる絵本。航空業界や観光業に興味を持つきっかけになってほしい」と語った。