早朝ラジオ体操の参加した住民ら=27日、和泊町=
チャレンジデー2021
北海道湧別町、岩手県軽米町と対戦
【沖永良部】町民のスポーツ参加率を競う「チャレンジデー」が27日、全国66自治体で行われた。和泊町と北海道湧別町、岩手県軽米町の3町で競った結果、参加率49・9%で和泊町が勝利した。
チャレンジデーは、人口規模がほぼ同じ自治体同士で、15分以上継続して運動やスポーツをした住民の参加率を競うイベント。昨年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となった。
同日午前6時20分、各集落公民館で早朝ラジオ体操を実施。このほか、インターネット配信による「ヨガ教室」や「ながら運動」、町内の各会場ではボルダリング体験やゴルフ教室なども開かれた。
和泊町は18回目の参戦。人口6427人でチャレンジデーの参加者は3206人だった。北海道湧別町は人口8467人で参加者2661人、参加率31・4%。岩手県軽米町は人口8770人で参加者4039人、参加率46・1%。
敗れた自治体は、庁舎のメインポールに勝者の町旗を1週間掲揚する。
和泊町の竹下安秀教育長は「多くの町民が参加してくれた。チャレンジデーを機会にスポーツに親しんでほしい」と話した。