通学路での「安全運転を」

新看板を囲んで笑顔の芦花部小児童たち

 

奄美市 市内校区に啓発看板設置
芦花部小児童も笑顔で感謝

 

 千葉県八街市でトラックが小学生の列に突っ込み5人が死傷した事故を受け奄美市は28日、市内2校区の通学路にドライバーに注意を促す啓発看板を設置した。29日は、設置のあった奄美市名瀬の芦花部小中(今村敏照校長、児童23人、生徒21人)の児童らが看板を視察。市は「通学路での安全運転を」などとドライバーに促す一方、児童らは「これからはもっと(安全に)気をつけたい」と笑顔で感謝した。

 国土交通省が通達。通学路など危険箇所の改善を求めるもので、市は教育委員会らと合同で市内校区の安全点検を進め対応を協議してきた。

 同校の通学路は、県道に面していることもあってか速度超過の車両が散見され、集落内は緩やかなカーブが続き見通しが悪いことから対応を判断。ドライバーへの注意喚起として「この先横断歩道注意」と書かれた黄色い看板を制作し、集落の出入り口2カ所に設置。横断歩道手前の足元には「止まれ」と共に左右確認を促すシールも奄美署の計らいで貼られた。

 児童らは、毎日通う通学路を市職員と一緒に歩いて看板やシールを確認した。4年生の山田莉理花さんは「道路の近くでは遊ばないようにし、横断歩道をわたる時は左右を確認して手を上げてわたりたい」と気持ちを新たにした。

 なお、奄美市笠利町の手花部小学校校区にはすでに対策済み。その他の校区も併せて点検作業を進めている。