大島、大分舞鶴と初戦

 
 
 
「対戦、楽しみ」塗木監督
九州大会組み合わせ抽選会
武田主将が選手宣誓

 

 【鹿児島】第149回九州地区高校野球大会の組み合わせ抽選会が29日、鹿児島市の白波スタジアムであった。先日の県予選で初優勝した大島は大分舞鶴(大分2位)との対戦が決まった。

 大会は11月6日から12日までの6日間(※8日、10日は休養日、雨天順延)、鹿児島市の平和リース、鴨池市民、両球場である。開会式はなく、平和リース開幕戦前に開始式があり、大島の武田涼雅主将が選手宣誓する。

 大会には各県予選を勝ち抜いた上位2チームの計16チームが出場する。抽選会には各チームの部長、監督が参加。1位校同士の初戦での対戦と同県同士が決勝まで当たらないように抽選した。

 12季ぶり3回目の出場となる大島は小林誠矢部長が抽選を引き=写真=、大会初日、市民球場第2試合で大分舞鶴との対戦が決まった。2位代表の鹿児島城西は大会第2日の市民球場第2試合で九州国際大付(福岡1位)と対戦する。

 対戦相手が決まって、大島・塗木哲哉監督は「楽しみで仕方がない」と感想。「同じような県立の進学校で、選手たちも学ぶことがたくさんあるはず」と期待していた。

 2季連続6回目の出場となる大分舞鶴は、大分大会決勝で明豊に敗れたが、序盤に大量失点したものの、終盤追い上げ9―10の接戦を演じた。塗木監督は「一戦必勝で臨む。勝ちたいと思う気持ちを出し切れるかどうか」を勝ち上がるポイントに挙げていた。