九州大会開幕

選手宣誓する大島・武田主将=平和リース

大島、天候不良で引き分け再試合

 【鹿児島】第149回九州地区高校野球大会第1日は6日、鹿児島市の平和リース球場で1回戦4試合があった。12季ぶり3回目となる九州に挑んだ大島は大分舞鶴(大分2位)と対戦。4―4の同点のまま延長戦にもつれたが、天候不良のため引き分け、7日に再試合となった。

 試合開始前に平和リース球場で開会式があり、大島の武田涼雅主将が「見ている人に野球の素晴らしさ、楽しさを体感してもらい、生きる勇気を与えるような試合をする」と選手宣誓した。雨が降りしきる中で行われた大分舞鶴戦は初回に大島が3番・武田主将の二塁打で先制した。八回に逆転された直後に6番・前山の右越え二塁打で再び逆転に成功。このまま勝ち切るかと思われたが、九回表に同点に追いつかれた。延長戦でも決着がつかず、再試合となった。

 第2日は7日、同球場で1回戦5試合がある。大島は平和リース第3試合で大分舞鶴と再戦する。