【準決勝・有田工―大島】6回裏大島二死二三塁、5番・中の左前適時打で三走に続いて二走・西田が生還、9―7と勝ち越す=平和リース
九州高校野球 頂点かけ、12日九国大付戦
【鹿児島】第149回九州地区高校野球大会第4日は11日、鹿児島市の平和リース球場で準決勝2試合があった。大島が中盤集中打を浴びせて有田工(佐賀2位)に逆転勝ちし、初の決勝進出を決めた。
二回までに1―6と5点差をつけられた大島だったが、二回途中からリリーフした武田主将が試合を立て直すと、打線が四回から火を噴く。六回に打者一巡の猛攻で一挙5点のビッグイニングで試合をひっくり返した。八回にもダメ押し点を挙げ、11―7で勝利した。武田涼雅主将は「序盤集中力が切れていたが、開き直って楽しむことだけを考えた。ここまで来たら優勝して明治神宮大会に出たい」と意欲を燃やしていた。
最終日は12日、同球場で午後0時から決勝がある。大島は九州国際大付(福岡1位)と対戦する。