アリモドキゾウムシ根絶ポスターコン入賞者決まる

最優秀賞を受賞した脇田さんの作品

脇田さん(喜界小6年)が最優秀賞

2021年度「アリモドキゾウムシ根絶ポスターコンクール」の入賞者が決まった。最優秀賞には、東京五輪のピクトグラムをモチーフにアリモドキゾウムシの駆除を訴えた脇田茉里さん(喜界小6年)の作品が選ばれた。

喜界町、大島支庁、関係団体でつくる喜界地区アリモドキゾウムシ防除対策協議会が主催。コンクールは、町民へのアリモドキゾウムシ早期根絶の啓発と防除への協力推進を目的に、今年で17回目を迎えた。

作品は小学生を対象に、喜界小51点、早町小21点の計72点が応募。審査は10月20日に行われ、最優秀賞1点、優秀賞4点、奨励賞11点を決めた。

最優秀賞の脇田さんは、東京五輪のピクトグラムをヒントにアリモドキゾウムシをシンボル化し作品を制作。喜界町カラーの緑色を背景に、五輪色の文字で「アリモドキ退治オリンピック開催中」と早期根絶を啓発。脇田さんは「驚いた。自分の描いた絵が人の役に立ててうれしい。考えたピクトグラムもみんなに使ってほしい」と喜んだ。

優秀賞および奨励賞受賞者は次の通り(敬称略)。

【優秀賞】▽喜界小 久原奈子(4年)、比嘉心琴(3年)▽早町小 荒本紗(5年)、吉内小夏(2年)

【奨励賞】▽喜界小 榊瑛太(6年)、小山勝利(5年)、吉梨杏(5年)、土岐春陽(2年)、岩下怜央奈(2年)、福島幸希(1年)▽早町小 松山愛(6年)、藤廣海夏(5年)、宮本麗菜(4年)、荒本優悟(2年)、有馬蒼志(1年)