親子でぺったんぺったん

親子でもちつきを楽しみ、1人できねを持ってもちつきに挑戦した秋名小児童ら

校内に〝師走の音〟響く
龍郷町秋名小

 「親子一緒にもちつき楽しむ。校内に〝師走の音〟響く」―。龍郷町立秋名小学校(平田郁夫校長、児童22人)で2日、「もちつき」があり、親子でもちつきを楽しんだほか、つきたてのもちを「あんこもち」「きなこもち」にして食べ、思い出に残る行事となった。

 同校は「秋名田ぶくろ物語」と銘打った稲作活動を28年間続けており、もちつきは活動の一環。

 もちつきは、特別教室の屋外で行われ、収穫・脱穀したもち米45㌔のうち、8㌔を使用。地域の老人クラブメンバー5人が指導役を務め、事前にもち米を蒸す作業をした後、蒸したもち米を石うすに移した。最初に保護者の男性らがもち米が飛び散らないようにきねでこねる作業をし、軽くつき、もちつきの準備をした。

 続いて、1・2年生、3・4年生、5・6年生ごとにもちつきに挑戦。児童がきねを持ち、もちつきをすると、同級生らは「ヨイショ」「ヨイショ」と掛け声で応援した。親子でもちつきする保護者もいて会場には、和やかな雰囲気が漂っていた。

 もちつき終了後、「あんこもち」「きなこもち」をみんなで作り、一緒に食べ、楽しいひとときを過ごした。

 五十嵐友弥くん(4年)は「3回目。今年は外でやれてうれしかった。1番うまくもちつきができた。きなことあんこを混ぜて食べたい」と話し、眞俐咲さん(4年)は「きねが重い方が意外ともちつきはうまくいく。ストレス発散できた。あんこもちの上に、きなこもちを乗せて食べたい」と笑顔で話した。