「すなおにキビキビ体操」のプロモーションビデオの撮影に挑む児童ら＝７日、同村思勝のひらとみ神社
オール大和村を楽しんで
大和村全集落でＰＶ撮影
大和村保健福祉課は村民がいつまでの健康で長生きする取り組みとして村のご当地体操「すなおにキビキビ体操」のＰＶ（プロモーションビデオ）の撮影を７日、同村思勝のひらとみ神社で行った。大和小の児童27人は、完成した曲と振り付けを即興で覚え、「すなおにキビキビ体操」を笑顔で踊った。
同村はひらとみ神社に祀られている直川智翁を称え、広く伝えるため同村をＰＲ、コロナ自粛のなかで少しでも体を動かすきっかけになればと「すなおにキビキビ体操」を制作。
楽曲のベースは公募で決定。編曲後、サンシンやチヂンなど村内の演奏者や、子どもから高齢者まで声で参加し約３分の曲が完成。
ＰＶは大和村集落まるごと体験協議会（中村修代表）が撮影、編集を担当。今里集落のシンボル立神や、名音集落を見守る「テラ」をドローンを使って撮影した。
中村代表は「手づくりで村の見どころ満載のＰＶ。キーワードは『オール大和村』、すべて村に関わる方たちで」と力を込めた。
30カット、８秒、約４分のＰＶはオール大和村で制作。今年度完成の予定。
保健福祉課の早川理恵課長は「体操というツールで子どもから高齢者まで誰でも参加しやすく、子どもたちも大和村の歴史を知るきっかけになる。多くの村民が関り、楽しみながら知恵を出し合うことを大事にしたい」とポイントを語った。