奄美図書館、クリスマスおはなし会

奄美高校や大島高校生徒と読み聞かせや手遊び歌を楽しんだクリスマスおはなし会

 

 

生徒サンタに子どもたち夢中
奄高、大高生らが読み聞かせや手遊び歌

 

 奄美市名瀬の県立奄美図書館で19日、「クリスマスおはなし会」があった。奄美高校や大島高校の生徒らが扮するサンタやトナカイらが飛び入りし登場。親子ら約70人は、お兄さん・お姉さんサンタの読み聞かせや手遊び歌に夢中になった。

 おはなし会は、21年目を迎えた同館の名物企画。今回はお馴染みのボランティアグループ「あまみ子どもライブラリー」と「こぐまちゃん」のメンバーに加え、奄美高校生徒3人、大島高校生徒13人が飛び入りした。

 奄美高校生徒は人気の絵本「ぱくっ」を題材に、ペープサート(紙人形劇)で披露。夏ごろから準備したという紙人形のぱくちゃんが、子どもたちと一緒においしい食べ物を巡って冒険した。

 大島高校生徒は手遊び歌「いち、にい、サンタ」とパネルシアター「サンタが道を」を上演。手遊び歌では、生徒サンタに合わせて、手をぶらぶらさせたり、ジャンプしたりとユーモラスな動きを楽しんだ。

 奄美高校3年の岩越萌さんは「子どもたちも一緒に手を動かし、楽しそうでよかった。(出来は)100点」と満足そう。大島高校1年の林達真さんは「子どもたちも笑ってほしい所で笑ってくれた。なかなか触れ合う機会はなかったが、子どもたちの喜びを感じられたことでいい経験になった」と笑顔だった。

 この日は、司書サンタから人形のプレゼントもあった。