1月中旬開園予定の新園舎
テープカットなどで完成を祝った落成式
新園舎の完成祝う
喜界町、1月中旬開園
喜界町湾の社会福祉法人秀心会「ひまわり第一保育園」(越澤靖久理事長、久保一也園長)の新園舎が完成し、22日に同園で落成式を開いた。隈崎悦男町長をはじめ、園や建設関係者らが出席し、新しい学び舎の完成を祝った。
旧園舎の老朽化に伴い整備。建物は、鉄筋コンクリート造平屋建て(地下1階付き)で、敷地面積約3959平方メートル、建築面積約993平方メートル。新園舎には0歳児受け入れに向けて乳児室と沐浴室を新たに設け、部屋ごとに手洗い場やトイレを配置。クラスや廊下通路などを拡張し、図書館での絵本充実なども目指した。
同園には現在1~5歳児の84人が通っており、年明けの1月中旬に新園舎を開園する。また、来年4月からは定員100人への拡充を予定。子どもたちの成長を支えていく。
式では、越澤理事長があいさつし「子どもは宝であり未来の担い手。素晴らしい園舎にふさわしい、さらに充実した幼児教育・保育が行えるようなお一層の奨励に努める」と抱負。隈崎町長らがテープカットで完成を祝い、内覧会を行った。
久保園長は新園舎について「子どもたちにとって安心安全で快適な生活空間を、職員にとっては働きやすい空間をコンセプトに思い描いた」と述べ、「これからも地域や保護者の多様なニーズに応えられるよう、職員一同さらなる質の向上に励みたい」と意気込みを話した。