飲食店、早めの支援を

奄美市長に要望書を手渡す市社交飲食業組合員ら

社交飲食業組合
奄美市長に要望書「更なる厳しい状況に懸念」

奄美市社交飲食業組合(伊東隆吉理事長)は7日、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいる屋仁川地区の飲食店などへの支援を求める要望書を安田壮平奄美市長に提出した。市内での急激な感染者拡大に伴い、早めの支援を要望した。

要望書によると同地区では1月3日以降、市内で新規感染者が爆発的に増えたたことで、客足がぴたりと止まった。すでに新年会の予約キャンセルが相次ぎ、長引き悪化する景況下に危機的状況になっていると指摘。速やかな支援を求めた。

要望書では、屋仁川地区飲食店や関係する業界への市独自の協力金など、経済支援策を要請。まん延防止等重点措置を市から県へ求めるよう記した。

この日は、伊東理事長、里原あけみ副理事ら組合員5人が市役所を訪れ要望書を提出。安田市長は「感染対策とともに、経済の下支え策は一緒でなければならない。スピード感を持って進めていきたい」と答えた。

伊東理事長らは「あまりの感染の速さに、更なる厳しい状況を迎えることに懸念している。1日も早く収めたい。早めの検討をお願いしたい」と訴えた。